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生物資源管理学実験Ⅰ:
今月は趣向を変えて、
圃場で行う実験・実習の一部を紹介します。

このページを作成した原田研究室の詳細は
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生物資源管理学実験Ⅰ(3回生前期配当、金曜日3-4限)は、

栽培植物の栽培に関する研究に必要な

基礎技術を学ぶ実習です。

生物学実験室(環境科学部B0棟)と

圃場実験施設の両方を利用しています。

 
 
 
今回は、ダイズに根粒菌を接種して共生させ、根粒を形成させる実験を紹介します。
成功すると、上の写真のように、根にコブ状の根粒が観察できます。
根粒菌は空気中の窒素を植物が利用可能な アンモニアに変えることができます。
屋外(網室)と屋内(生物学実験室・人工気象装置)の 両方を用いて実験します。
網室は側面、屋根ともステンレス製網でできています 網室は圃場のガラス温室エリアにあります
バーミキュライトという土壌改良用の土です。「花と野菜の土」と混合してプランター用の土作りをします 黒い炭の粉のように見えるのが根粒菌資材です。ダイズにまぶしてからプランターに播種します
播種後2カ月程度網室で育てたダイズです。根粒菌を接種した植物(手前)としていない植物で葉の緑色の濃さが違うのに注目 実験室内でもダイズをセルに播種して育苗します。班ごとに発芽率を検定しているところです
生物学実験室に設置された人工気象装置を使用します。温度や光などの条件を人工的に制御して栽培することができます 実体顕微鏡を用いて、ダイズの根を観察します
ダイズの根粒形成以外の実験については、

「圃場を使う授業の一例」

のページを参照してください。
根粒の表面や横断面をスケッチしてレポートに添付し提出します
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