滋賀県立大学環境科学部附属「湖沼環境実験施設」は,琵琶湖生態系の環境動態に関する教育・研究を支援する施設として1997年に設置されました。実験室や講義室を配した管理実験棟と水生生物実験棟があり,また実習調査船「はっさか」を有しています。環境科学部や大学院の授業(水域環境学・同実験,地球科学実験,環境フィールドワークII・III,生物資源管理学実験など)では,本施設および実習調査船が利用されています。また,琵琶湖とその集水域を対象とした物理・化学・生物・地学的な諸現象の調査・研究にも活用されています。