センター概要

湖沼流域管理研究センターは、アジア圏の研究機関と連携して、湖沼流域管理に関する政策・社会科学分野における【共同研究】と【人材育成】を推進する拠点として、平成30年11月に開設されました。

湖沼流域管理研究センターでは、その当面の事業として、中国湖南省に設立された「中日湖沼洞庭湖-琵琶湖環境管理政策・法律研究センター」との間で、研究者・若手研究者・学生の相互交流を図りながら、共同研究や人材育成を進めていきます。

中日湖沼洞庭湖-琵琶湖環境管理政策・法律研究センターは、湖南師範大学法学院等により設立されたセンターで、中国湖南省にある洞庭湖という、淡水湖として中国で二番目に大きな湖の管理に係る、政策立案の中心的役割を担っていく機関です。

湖沼流域管理研究センターの役割と  概要は、下記の通りです。

センターの役割

湖南師範大学等のアジア圏の研究機関と、県立大学との湖沼流域管理に関する(政策・社会科学分野を中心とする)組織間【共同研究】【人材育成】の拠点

概要

センターは、滋賀県の湖沼流域管理・ガバナンス調整に関する経験・ノウハウを、理論的解釈を付して他国に提供し(琵琶湖モデルの海外への発信)、それらの情報を基に、先進的な湖沼保全政策を立案、実施していくことを支援する。 併せて、それらの先進的政策について、導入過程から参画することでの参与観察や政策実施効果の検証から得られる知見を滋賀県に持ち帰り、琵琶湖の今後の保全政策に役立てていく。 現在はその第1プロジェクトとして、中国・湖南師範大学と協力して、洞庭湖保全条例の策定に関する研究を進めている。