滋賀県立大学 環境科学部体験学習型授業プログラム
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環境科学部
近江楽座

環境フィールドワークII (2回生前期・必修科目)

グループJ 「流域・農地生態系と人間とのかかわり」

<担当教員>
環境生態学科
尾坂兼一
生物資源管理学科
皆川明子
生物資源管理学科
松田 壮顕
キーワード: 水田・水生生物・水質・地下水・水利システム・魚のゆりかご水田

琵琶湖集水域の中で森林に次いで大きな面積を占める「農地(水田)」は、生態系や水・物質の動きに大きな影響を及ぼします。Jグループでは、集水域の土地利用と水質・生物との関係、農業水利システムのしくみと水質・生物との関係、水田での農作業が生態系に及ぼす影響などについて調査、解析を行い、よりよい流域のあり方について考えます。

直接水路に入って、たも網で魚類や水棲生物を捕獲
農業用水はどこから来てどこへ行くのか、水利システムを歩いて辿ります。途中で流量観測を行い、どのくらいの水が流れているか調べます。
捕獲した魚類を特定、体長などを計測後、水路に戻す
琵琶湖や河川、井戸水などを採水し、水質を分析します。
場所によっては投網で捕獲
井戸水を採水しているところ。
時には地元の方(特に子どもたち)の協力のもと調査を進める
魚のゆりかご水田にタイムラプスカメラを設置し、遡上・降下する魚の種類と数を計数します。
琵琶湖博物館、バックヤードの見学
2019年は、県大圃場を使って、農作業が水生生物に及ぼす影響を調べました。調査内容は、年によって多少変わります。
調査データを入力後、GISソフトを用いて捕獲位置とデータの関係を分析
県大圃場では、こんな生物が見つかります。
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